⼭形で設計⼠とつくるデザイン住宅 | ハウスデザイン⼀級建築⼠事務所
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ハウスデザイン一級建築士事務所
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©HAUS DESIGN Inc. ALL Rights Reserved.
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GREETING
代表取締役
梅津 直樹
Naoki Umetsu
宅地建物取引士 / 照明コンサルタント
「家は3回建てないと理想の家にならない」という話しを世代を超えてよく耳にします。
家づくりの失敗要因のひとつは、施主さまの要望をそのまま単純に請け負う住宅業界の受注ありきの体質が、少なからず影響しているのではないでしょうか。
住宅は本来、地域性や温熱環境、生活動線設計等、複雑な構成要素が絡み合い、本来高度な技量を要求されるにもかかわらず、
施主さまの初めての家づくりの要望をなるべく波風立てずにプランと予算に反映することが、「早期受注」や「工期短縮」という住宅メーカーの利害にとって大変都合がいいのです。
住み始めてから、住みにくい家になったとしても「お客さまのご要望でしたから・・・」というメーカーの言い訳が、まかり通り易くなるからです。
私は、建築設計の傍ら、家づくり勉強会を15年以上開催し続け、お施主様との家づくりの課題と直接向き合ってきましたが、
全国の住宅市場調査の中で、施主様の家づくりの不満足調査で常に上位にきているのが、「間取り」と「予算」です。
そもそも間取りをやり直したいという声や、実際には当初の予算に納まらなかったり、毎月の光熱費や修繕費が思った以上にかかる、という極めて基本的な項目に、不満を持たれる施主さまが圧倒的に多いという調査結果がシンクタンクから公表されているのが現実です。
今の日本では規格住宅や分譲住宅、ハウスメーカーといった量産スタイルの家づくりが、市場全体の7~8割を占めると言われています。しかし、予め用意された規格の間取りや既製品で占められた家づくりでは、ライフスタイルが多様化した現代において、満足できる家づくりが本当に実現できるでしょうか。
量産メーカーから生み出される画一的なプランでは、立地環境や将来のライフスタイルの変化に本当に順応できず、結果的に収納不足や洗濯動線の無駄、予算オーバー等、多くの課題が残されたままとなり、30年先まで満足いただける家づくりにつながるか、私は大変、危機感を持たざるを得ません。
世界で最も売れたビジネス書「7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著」に、「物事は二度作られる」という言葉が出てきます。
家づくりに当てはめると、最初にはじめるのは、間取りの設計や資金計画といった「知的創造」です。
間取りはどうしようかな・・・天井の高さはどれくらいに・・・どんな照明器具を、ドアノブは・・・などと綿密な設計図を引きます。
「知的創造」が終わったら、次は現場施工という「物的創造」です。物的創造の段階では、設計図を元にたくさんの職人さんが関わり、
最終的に理想のマイホームを手にできます。
「物的創造」は、「知的創造」を超えることができない、という言葉が著書の中で言及されるのですが、家づくりの過程の中で、ヒアリング~設計~現場のマネジメント水準の高さや 「知的創造」のレベルが、完成現場=「物的創造」に大きく依存するのです。つまり、設計、準備、段取り、計画にどれだけの知識量やエネルギーを注ぎこめるのかが、家づくりの成功の鍵になるのです。
つまり、家づくりを着実に成功させていくためには、家づくりのプロフェッショナルである設計士の高い問題解決能力が必要とされるのです。
私どもハウスデザインの設計士は、住まい手の理想を叶える家づくりの使命のもと、社内・社外でのフィードバック・レビューや社内勉強会「ハウスデザイン大学」や「ハウスデザイン・ラボ」などの研究会を通し、
全業務時間の約15%を知識・能力向上の時間に充て、一棟一棟丁寧に課題を解決しながら、知的創造の研鑽に努めております。
ハウスデザインの設計士とつくる、世界でたったひとつのオーダーメード住宅は、住むほどに家で過ごす時間が本当に楽しくなります。私どもは、家づくりにおける基本的な悩みとなる、お金の心配を減らし、住宅のデザインだけではなく、設計、快適さや機能性、使いやすさなど、全てのバランスを整え、お施主さまに永きに渡りご満足いただける理想の家づくりを目指しています。