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ランドリールーム①メリットと注意点

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2026.07.01

ランドリールームは、今や新築住宅の定番になりつつあります。

近年では花粉や梅雨の対策に加えて、共働き世帯の増加に伴う生活時間帯の変化、防犯やプライバシーへの配慮、住宅地における景観への意識の高まりなど、さまざまな背景から年間を通して室内干しを選択する家庭が増えました。

そこで今回から3回にわたり、新築時のランドリールーム計画についてご紹介します。まずは、ランドリールームのメリットと設置時の注意点を見ていきましょう。

 

【ランドリールームのメリット】

●天候や時間に左右されない

雨の日や花粉の季節でも気にせず洗濯ができるのは、ランドリールーム最大のメリットです。急な雨で慌てて洗濯物を取り込む必要がなく、夜遅くに帰宅しても洗濯ができるため、共働き世帯やライフスタイルが不規則な方にとって非常に便利です。

 

●家事効率が向上する

洗濯機のある場所からベランダまで移動する手間がなくなり、「洗う・干す・たたむ」という一連の作業を一カ所で完結できます。動線が短くなることで、家事にかかる時間と労力を大幅に削減できます。ランドリールーム横にファミリークローゼットを設ければ、「洗う・干す・たたむ・しまう」までワンストップに。

●プライバシーと防犯面での安心

外から洗濯物が見えないため、家族構成や生活パターンを知られる心配がありません。特に女性や小さなお子さまがいる家庭では、防犯面での安心感があります。

 

●衣類が傷みにくい

紫外線による色あせや生地の劣化を防げるため、お気に入りの衣類を長持ちさせることができます。また、外干し特有の虫の付着や排気ガスの汚れなども気にする必要がありません。

●花粉やPM2.5対策

花粉症の方にとって、洗濯物への花粉付着は深刻な問題です。ランドリールームがあれば、花粉の季節でもストレスなく洗濯でき、室内の空気環境も守れます。

 

設置時の注意点は?

●スペースの確保とレイアウト

洗濯物を干すスペースだけでなく、洗濯機や衣類乾燥機の設置場所、収納、アイロンがけなどの作業スペースまで考慮する必要があります。最低でも3畳程度は確保しておきたいところです。敷地面積や土地形状の問題で十分なスペースを確保しにくい場合は、洗面所や脱衣所と一体化するのも良いでしょう。

またランドリールーム単体で考えるのではなく、クローゼットやキッチンからスムーズに移動できる家事動線にすることも重要です。

 

換気と湿気対策

室内干しをするため、湿気がこもりやすくなります。窓や換気扇の設置に加え、換気システムや除湿機能付きエアコンなども検討しましょう。

窓の開き方や配置を工夫し、外を通り抜ける自然の風を効率よく室内に取り込む 「ウインドウキャッチ」を採用するのがオススメです。縦すべり出し窓を並べて配置するウインドウキャッチ連窓なら、開いた窓ガラスに沿って流れる風をすくい取ることができます。

また脱衣所の横にあるランドリールームに換気扇を配置する場合は、壁付けではなく天井付けにして、天井部からダクトで排気すれば、排気時の寒さを感じにくくなるでしょう。

エコカラットなど調湿機能のある壁材を採用するのも◎

換気や湿気対策が不十分だと、カビや結露の発生につながります。

●乾燥時間への配慮

室内干しは、外干しに比べると乾燥に時間がかかりがちです。また乾燥時間の長さは、生乾き臭の発生につながります。サーキュレーターや除湿器などを採用することで、乾燥時間を短縮しましょう。特に冬場や梅雨時期は、補助的な設備が重要になります。

 

●日当たりと配置

南向きや東向きの日当たりの良い場所にランドリールームを配置すると、自然光で乾きやすくなります。間取りの都合上難しい場合は、照明や除湿機能で補うことも可能です。

●除湿器などの排水

ランドリールームの設計時には、除湿器のサイズと設置場所を予め設計者に伝えておくと良いでしょう。

除湿器を設置する場合は、ホースから連続排水するタイプを選べば、水を捨てる手間がありません。新築時に導入が決まっている場合は、設計段階から排水溝を用意しておくと良いでしょう。

後悔しないランドリールームのポイントは、計画段階でしっかりと検討することです。

次回は、洗濯動線を考えた効率的な間取り・レイアウトについてご紹介します。

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